ふけ症とふけ対策羅針盤

フケ症の定義

社会的風潮として、フケで悩んでいる方々を、ひとまとめにしてフケ症と呼んでいる節があります。

それでは、正式に「フケ症」というのはどういった定義で呼ばれているのでしょう。

フケが出るというのは、人間の体において誰にでもある当たり前で自然な事です。

全身の皮膚に起こる新陳代謝の中で、それが頭皮に起こっているだけの事ですから。

しかし、そのフケの量によって、フケ症なのかどうか分かれます。
基本的に、フケがどれくらいの量出るとフケ症になるという定義はなされていません。

実際、フケの量なんて測る人はいないでしょうし、それを測って比べたがる人もいないでしょう。
そう考えると、基準が曖昧な症状・病気だといえます。

フケ症と呼ばれる一般的な理解としては、朝頭を洗っても、その日の内にフケが頭から落ちて肩に乗っていることがよくあるの人をフケ症と定義するのではないでしょうか。

それとは別に毎日頭を洗わず、フケばかりという人はただの不潔な人とみなされるでしょう。

しっかり頭を洗っていても、その日のうちにフケが出てきてしまう。
また、どれだけ頭を掻いても、止まらず出てきてしまう。
こういった症状の場合、フケ症と呼ばれることが多いようです。

ですからフケで悩んでいる人は、少なからずフケ症であるという定義も、間違いではないでしょう。

これといった数値的な定義がない以上、症状の度合いを一定の水準で測る事は難しいですし、結局のところは、重要なのはどれだけ困っているかということになってきます。

もし、自分がフケを気にしているという場合は、フケ症であると自覚して治療や予防を考えた方が良いかもしれません。

フケ症は多くの方が経験していることで、あなたが負い目として感じる必要はありませんが、治療や予防に関する知識を頭に整理して、実行していく事をお勧めします。

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