ふけ症とふけ対策羅針盤

フケ症の原因2

頭皮の皮脂腺から発生する皮脂を栄養としている菌の大量発生がフケ症の原因です。

では、これらの菌が大繁殖する事が、なぜフケ症に関係してるのでしょう。
この、皮脂を栄養源としている菌を、癜風菌と言います。

読みかたは『でんぷうきん』です。

この癜風菌は、カビの一種だと言われています。
つまり、頭の上にカビが生えている状況になります。

ただそれ自体は正常な事なんです。人間の身体には菌・カビの部類は常に付着しているということです。

しかし、この癜風菌というカビの一種がたくさん頭皮に付着していると、皮脂が必要以上に分解されてしまいます。

この菌は皮脂を脂肪酸に分解するのですが、そうする事によって頭の角質の新陳代謝が異常に早まっていきます。

そうなると、当然角質はポロポロと剥がれ落ちていきますよね。
これが、フケ症の原因になるのです。

新陳代謝を促進させるカビたちが働き、フケ症の元となるのです。
これによって、たとえ毎日二回頭を洗ってもフケは出てしまう、という人たちが出てくるのです。

通常、フケが出るのは数日頭を洗わないため、新陳代謝によってはがれた角質を定期的に洗い流していないからです。

しかし、その新陳代謝を人の数倍早くしてしまっているのが、フケ症という病気なのです。

新陳代謝が早いことは良いことだ、と思う方もいると思いますが、正常な状態ではない上に、決して見た目もよくないし良いことではありません。
したがって、できるだけ早急に治療を行うべきです。

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