ふけ症とふけ対策羅針盤

フケ症の原因1

フケ症とは、通常よりもフケの量が多く頭皮から発生してしまう症状の病気です。

そのほとんどの場合が脂漏性皮膚炎と診断されています。

では、このフケ症は、どういったことが原因で引き起こるのでしょう。
まず、フケが発生するメカニズムについてご説明しましょう。

フケは、頭皮にある皮脂が新陳代謝をすることよって、古いものから新しいものに入れ替わる際にはたれた、古い頭皮です。

ですから、それ自体は自然の摂理なんです。
例えば毎日のように大量の頭皮が剥がれ落ちるとなれば、それは当然正常な状態ではないということです。

新陳代謝は全身で行われていますが、もし毎日顔の皮がはがれていくというのは正常とはとてもいえないですよね。
それと同じ事なのです。

つまり、フケ症というのは、このフケの発生のメカニズムが故障している状況にあると言えるでしょう。

では、どんな原因でメカニズムは壊れるのでしょう。
皮脂を分泌する為の皮脂腺というものが、頭皮にはあります。
そして、この皮脂を栄養源としている菌もそこにあります。

気持ちが悪いように思われますが、人間の身体には沢山の菌が住みついているので、頭の上に菌がいるというのは、全く正常な状態と言えるでしょう。
よって、この菌の存在自体は別段おかしなことではありません。

問題は、皮脂の増加により、この菌が通常よりもはるかに多くなる事なのです。

皮脂の分泌量が多くなる事で、頭皮の皮脂腺に付着している菌が大量に繁殖します。

これが、フケ症の原因を作っているのです。

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