ふけ症とふけ対策羅針盤

フケ症の程度2

フケ症は、段階を追って程度が増していきます。

最初の頃は、少しフケが出ているな、という程度だけだったものが、徐々に肩にフケが落ちるようになってきて、気が付けば枕元にフケだらけ、という状況にどんどんとなっていきます。

例えば、生活している部屋が重度のフケ症である場合、フケだらけになり、そのフケがホコリと共に床などに沢山落ちるという状態になってきます。
これは衛生上においても、そして健康上においてもかなり深刻な状態だということになるでしょう。

また、頭皮にも大きな変化が現れ出します。
重度のフケ症になると、頭皮の毛穴に脂の塊が出てきたり、頭皮が赤くなって炎症を起こしたり、頭皮以外のみけんや鼻、耳の裏にまで炎症が起こってしまうケースもあります。

ひどい人になってしまうと、それが背中にまで侵食していくようになります。
こういった炎症を引き起こすという意味では、このフケ症は、大変な病気です。

このような状態で病院にいくと、必ず脂漏性皮膚炎という診断をなされるでしょう。

重度のフケ症は、頭皮の毛穴を詰まらせる原因となります。
このような場合、様々な問題が発生してきます。
一番に考えられることは、脱毛です。

それは毛穴が脂漏によってふさがれてしまい、髪の毛が上手く育たなくなってしまいます。

よって、フケ症をいつまでも放置していると、確実に薄毛、抜け毛などの原因になったりします。
これはかなりショッキングな事実です。

重度な状態になる前に、こういったフケ症は、予防、もしくは対処していく必要があります。

軽視できるものでは、決してありません。

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