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高齢者の食事2

介護ヘルパーとしての仕事の一つに、食事の介助がある場合もあります。
食事の介助というと簡単に聞こえますが、子供に食べさせるのとは違い、大人に食べさせるためには様々な配慮が必要となります。
たとえば、介護者の咀嚼や嚥下の状態をみて、のどに詰まらせないよう細心の注意が不可欠となります。
かむ力が衰えたお年よりは、その人の状態にあわせて、全ての食材を細かく切った刻み食や、すり下ろしたペースト状の食事となります。

介護ヘルパーは、刻み食やペースト状の食事では、見た目も悪く、なんとなく申し訳ない気持ちになっってしまう場合がよくあります。
しかし、このような場合でも本人には味覚を感じる能力が残っているので、原型がなくても、色や味、舌触りやのど越しで食事を楽しむことは可能です。
また、現状の介護料理では、満足できないない場合や、介護料理の作り方がわからない場合は、病院の食事や、専門の料理本などを参考にするとよいでしょう。

人は食事を摂る時、まず目で味わい、鼻から匂いで香りを感じます。
食べて物を想像したりするだけで食欲をそそられ、唾液の分泌を促し、胃の運動が始まるます。
最近では、全ての料理の原型をとどめたまま、食べやすい軟らかさになっている物などもあります。
介護料理を綺麗に仕上げたい、介護者に食欲をわかせたい、など、そんな思いの人にぴったりの特別な食材もあります。

料理には「理(ことわり)を料(はかる)」といった意味が東洋学の発想にあります。
また、よく耳にする「医食同源」などは古くから東洋の考えにあり、口から入ったものは、必ず何らかの形で肉体と精神に及ぼすと考えられています。
そういった意味でも、単に食べさせやすい、飲み込みやすいといった食事のあり方から離れて、介護ヘルパーとして食事の楽しみを味わって貰う努力も必要でしょう。
しかし、いかなる場合であっても、誤飲は生命に関わる危険がありますので、食事の介助中は細心の注意を払うことを忘れないでください。

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