熟年離婚を防ごう
現在、熟年夫婦における離婚率は日に日に高まってきています。
理由はいろいろ考えられるのですが、そのうちの有力な原因の一つに、年金分割制度という制度ができたからだとされています。
熟年離婚を考えられる時、この年金分割制度を当てにされている場合も、当然あると思います。
でも、この年金分割にはいくつかの注意点がありますので、十分に検討してから離婚しないと、離婚してから
「当てが外れてしまった」
ともなりかねません。
注意点その1
まず最初の注意点は、あくまでも受けとる側が年金を受け取れる年齢になってからしか、分与された年金は受け取れないということです。
注意点その2
次に、分割される年金は「国民年金」は対象外なので注意しなければなりません。
対象はあくまで「厚生年金」になります。
さらに分割される「厚生年金」は、保険料を払ったすべての期間ではなく、婚姻期間中に支払ったものにだけが分割対象になりますので注意が必要です。
注意点その3
最後に、この年金分割制度は、離婚後の老後の生活を確保するために制定された制度です。
分割の方法ですが、共働きだった夫婦の場合、平均月給の合計の50%を上限として年金が分割されます。
これはどういうことかといいますと、給料が多い方が少ない方に分割金を支払うといったことです。
あまりないかもしれませんが、妻の方が夫より給料が高い場合、妻のほうが夫に年金をあげるという、男女逆になるケースもあるのです。
年金分割制度は、結構よさそうな制度ですが、色々と制約が多いのも事実です。
年金分割制度をあれこれ考えるのも大変なエネルギーが必要になります。
そうならないためにも、できれば熟年離婚を防ぐ方向で考えてみるのはいかがでしょうか?
ここで、大切なのは夫婦間の会話・コミュニケーションではないかと思います。
長年連れ添っているのだから、今更コミュニケーションなんてという考えは今すぐ捨てましょう。
言葉に言わず、ついつい、きちんとコミュニケーションをとれないとお互いすれ違いになってしまいます。
人間なんだから、言わなきゃ分からないと考えをちょっと変えて会話をするようにすれば、今までのすれ違いも少しづつ少なくなってきて、離婚も防ぐことができ、年金分割や慰謝料など考えなくてもよくなりますよ。