日本FP協会には、CFPとAFP、2つの資格があります。
AFPは日本FP協会が独自に認定する普通資格です。
もう1つ上の資格が世界20カ国・地域で導入された世界共通水準のライセンスであるCFP資格です。
CFP(CERTIFIED FINANCIAL PLANNER)資格は日本では、FPSB(FINANCIAL PLANNING STANDARDS BOARD LTD.)との提携によって、日本FP協会が認定しています。
高度なFP技能を持ち、徹底した職業倫理を身につけたファイナンシャル・プランナー(FP)のみが持つ難易度の高い資格です。
CFP資格が日本で導入されたのは、1992年です。
導入している国や地域の認定団体はFPSBに加盟しており、共通水準に基づき資格のクオリティの維持や向上、普及に努めています。
CFPは4Eと呼ばれる教育・試験・経験・倫理を満たし、実務のプロセスである6ステップに基づいたサービスを提供できる人にFPの資格が与えられます。
CFP資格は世界で認められた共通水準の資産管理を行うことができる、卓越したプロフェッショナルであると証明する資格です。
FPの強みは、
金融に詳しいだけでなく、相談内容に応じて弁護士や税理士などの専門家とのネットワークを生かした包括的なアドバイスができることです。
弁護士や税理士などの資格を持っているFPも多くいます。
資産の運用や管理をするためには、かかりつけ医を持つように、
顧客をよく知るFPを利用することが、これからの社会において必要不可欠な時代となるでしょう。
CFPの試験は合格までに6科目あり、多くの時間を要することでしょう。
試験の合格のみの勉強だけではなく、CFPの実務を通じて、きっとあなた自身の生活に役立ちます。
経済状況が今までに無い変化をしていくなかで、貴方の学んだ知識は大きな力となるでしょう。全科目合格を目指して、試験に臨み、CFPの1人として活躍してください。